一般向け健康情報

手足のしびれ

しびれは原因名ではなく、感覚の変化を表す症状です。急な変化と、医療機関で確認されることを整理します。

下げた手を見つめ、反対側の足にも気を向ける犬のマスコット

症状の捉え方

しびれは、神経や全身のさまざまな状態で現れます

しびれは、背骨や末梢神経だけでなく、脳や内科的な状態でも現れることがあります。感じる場所だけで原因を特定することはできません。[1]

変化の見方

いつから、どこに、どのように現れたかを確認します

  • 同じ姿勢のあとに一時的にしびれ、姿勢を変えると消える
  • 手や足の限られた範囲にしびれが続く
  • 感覚の違和感とともに、力の入りにくさや動かしにくさがある

一時的な圧迫で消えるしびれもありますが、続くときは別の状態も考えられます。自宅で動作を繰り返し、病名を確かめようとしないでください。[2]

受診の目安

突然の片側のしびれや言葉の変化は緊急性があります

緊急性が考えられる変化

至急、医療機関へ相談する目安

  • 顔、腕、脚の片側に突然しびれや脱力が現れた
  • 突然、言葉が出にくい、話が理解しにくい、見え方やバランスが変わった
  • 股やお尻の感覚が鈍く、尿が出にくい、尿や便が漏れる
  • 両脚のしびれや脱力が強い、または悪化している

突然の脳卒中の徴候では、発症時刻を確認し、ただちに救急要請してください。[3][4]

状態を確認したい変化

早めに医療機関へ相談する目安

  • しびれが続く、または範囲が広がる
  • 力の入りにくさ、細かい動作のしにくさ、歩きにくさを伴う
  • 両手や両足に変化がある
  • けがのあとから現れた

医療機関での確認

発症の仕方と神経の働きを順に確認します

診察では、発症時期、範囲、続く時間、その他の症状、持病や使用中の薬などを確認します。その上で、筋力、感覚、反射などを調べます。

血液検査、神経伝導検査、画像検査などは、疑われる状態に応じて選ばれます。一つの検査だけでなく、症状と診察所見を組み合わせて判断されます。

作成情報

参考資料

作成:川口夜間整体院
初稿作成日:2026年7月17日
資料確認日:2026年7月17日

  1. 日本整形外科学会「しびれ(上肢・下肢)」
  2. 日本整形外科学会「手のしびれ」
  3. CDC「Signs and Symptoms of Stroke」(英語)
  4. NHS「Sciatica」(英語)

症状が強い、急に変化した、長引いている場合は、医療機関へご相談ください。本ページに記載した目安だけで病気や緊急性を判別することはできません。