一般向け健康情報

半月板損傷とは

膝の引っかかりや腫れがあるときに、自己判断を避けて医療機関へ相談する目安を整理します。

片方の膝を少し曲げ、膝に手を添える犬のマスコット

言葉の意味

膝の中にある半月板が傷ついた状態です

半月板は、大腿骨と脛骨の間にある組織で、膝にかかる力を分散し、関節の安定を支えています。スポーツや転倒などで膝をひねったときだけでなく、加齢に伴う変化がある半月板に小さな力が加わって傷つくこともあります。[1][2]

痛む場所や動作だけで、半月板、靱帯、軟骨、骨のどこに変化があるかを見分けることはできません。膝をひねったあとに歩けても、損傷がないとは言い切れません。

起こることがある変化

痛み、腫れ、引っかかりなど

  • 膝を曲げ伸ばししたときに痛む
  • 膝の中で引っかかる感じがする
  • 膝が腫れる、または水がたまったように感じる
  • 膝が急に動かしにくくなる

これらは半月板損傷だけにみられる変化ではありません。当てはまる項目の数で病名を判定しないでください。

受診の目安

外傷後の強い変化は医療機関を優先

急いで確認したい変化

速やかに医療機関へ相談する目安

  • 膝が変形している、または傷口がある
  • 足に体重をかけられないほど痛む
  • 足先の感覚が鈍い、冷たい、色が悪い
  • 膝が動かない状態になった

整形外科で確認したい変化

早めに相談する目安

  • 腫れや痛みが強い、または増している
  • 引っかかりや膝くずれを繰り返す
  • 曲げ伸ばしの範囲が狭くなっている

医療機関での確認

症状、診察所見、画像を組み合わせます

医療機関では、けがをした場面、腫れや押したときの痛み、膝の動きや安定性などを確認します。X線では半月板そのものは写らないため、骨の状態を確認したうえで、必要に応じてMRIなどが検討されます。[2]

運動を再開する時期や、装具・リハビリテーション・手術の要否は、損傷の部位や形、ほかの組織の状態によって異なります。自己流のひねり動作や深い屈伸で確かめず、医師の説明に沿ってください。

作成情報

参考資料

作成:川口夜間整体院
初稿作成日:2026年7月17日
資料確認日:2026年7月17日

  1. 日本整形外科学会「半月(板)損傷」
  2. 日本スポーツ整形外科学会「スポーツ損傷シリーズ33 半月板損傷」(PDF)

膝の状態や緊急性は、このページだけでは判別できません。強い変化や外傷後の症状がある場合は、医療機関へご相談ください。