一般向け健康情報

肉離れとは

運動中などに筋肉が急に痛んだとき、骨折や腱の損傷を自分で除外せず受診する目安を整理します。

片脚を少し伸ばし、太ももの後ろに手を添える犬のマスコット

言葉の意味

筋肉が急に引き伸ばされて傷ついた状態です

肉離れは、走る、跳ぶ、切り返すなどの動作で筋肉に強い力が加わり、筋線維やその周囲が傷ついた状態を指します。太ももの後ろ、太ももの前、ふくらはぎなどに起こることがあります。[1][2]

同じ場面で骨折、腱の損傷、打撲などが起こることもあります。「音がしなかった」「歩ける」といった一つの情報だけで肉離れと決めないでください。[3]

起こることがある変化

急な痛み、腫れ、力の入れにくさ

  • 運動中に筋肉へ急な痛みを感じる
  • 押すと痛む、伸ばすと痛む
  • 腫れや皮下出血が出る
  • 歩く、走る、踏ん張る動作がしにくい

症状の強さだけで、損傷の範囲や復帰時期を見積もることはできません。

受診の目安

強い痛みや変形は医療機関を優先

急いで確認したい変化

速やかに医療機関へ相談する目安

  • 脚が変形している、または傷口がある
  • 足に体重をかけられないほど痛む
  • 足先が冷たい、色が悪い、感覚が鈍い
  • 腫れが急に強くなる

整形外科で確認したい変化

早めに相談する目安

  • 皮下出血が広がっている
  • 筋肉にへこみや硬いしこりを感じる
  • 痛みや力の入れにくさが続く

医療機関での確認

けがの経過と身体所見、画像を確認します

医療機関では、痛みが出た動作、押したときの痛み、腫れや皮下出血、筋力などを確認します。必要に応じて超音波やMRI、骨折を確認するためのX線などが検討されます。[2]

受診までの間は、痛む動作を中止し、無理に伸ばしたり強くもんだりしないでください。運動を再開する時期は損傷の場所と程度で異なるため、医療機関の指示に沿ってください。

作成情報

参考資料

作成:川口夜間整体院
初稿作成日:2026年7月17日
資料確認日:2026年7月17日

  1. 日本整形外科学会「肉離れ」
  2. 日本スポーツ整形外科学会「スポーツ損傷シリーズ5 肉離れ」(PDF)
  3. 日本整形外科学会「骨折」

外傷の種類や重さは、このページだけでは判別できません。強い痛みや変形がある場合は医療機関へご相談ください。