一般向け健康情報

関節リウマチとは

関節の腫れや朝のこわばりが続くとき、医療機関での評価を優先したい目安を整理します。

両手を前に出し、手の関節を確認する犬のマスコット

言葉の意味

免疫の異常が関節の炎症に関わる病気です

関節リウマチは、免疫の異常によって関節に炎症が起こり、腫れや痛みが続く病気です。進行すると関節の構造が損なわれることがあり、関節以外の臓器に変化が出る場合もあります。[1][2]

似た症状は感染症、ほかのリウマチ性疾患、変形性関節症などでも起こります。血液検査が陽性でも関節リウマチとは限らず、陰性でも否定はできません。

起こることがある変化

複数の関節の腫れや朝のこわばり

  • 手指や手首など、複数の関節が腫れて痛む
  • 左右の似た関節に変化が出る
  • 起床後に関節がこわばり、動かしにくい
  • 微熱、だるさ、食欲低下などを伴う

出方には個人差があります。左右対称でない場合や、典型的でない関節から始まる場合もあるため、自己判断で除外しないでください。[1]

受診の目安

続く腫れは早めに医療機関へ

直ちに救急要請

関節リウマチによるものと決めつけず119番へ通報する目安

  • 突然の息苦しさ、または突然の胸の痛みがある
  • 意識がぼんやりする、反応が普段と異なる

迷わず119番へ通報してください。[4]

当日中に確認したい変化

急いで医療機関へ相談する目安

  • 一つの関節が急に赤く、熱を持って強く腫れた
  • 関節の腫れに発熱や強いだるさを伴う

関節の感染など、別の病気を先に確認する必要があります。

早めの評価が必要な変化

内科・リウマチ科・整形外科などへ相談する目安

  • 関節の腫れや痛みが続く
  • 朝のこわばりが繰り返す
  • 複数の関節に変化がある
  • 服薬中に新しい症状や体調の変化が出た

医療機関での確認

診察・血液検査・画像を組み合わせます

医療機関では、腫れている関節の数や場所、症状の経過、全身の状態を確認します。血液検査、X線、超音波、MRIなどが必要に応じて検討されます。早い段階から薬物療法を中心に治療方針が検討され、病気の活動性や副作用を定期的に確認します。[2][3]

処方された薬を自己判断で中止したり、量を変えたりしないでください。熱を持って強く腫れた関節を無理に動かす、強く押すといったことも避け、医療機関へ相談してください。

作成情報

参考資料

作成:川口夜間整体院
初稿作成日:2026年7月17日
資料確認日:2026年7月17日

  1. 日本リウマチ学会「関節リウマチ」
  2. 日本リウマチ学会「関節リウマチ診療ガイドライン2024」
  3. 日本整形外科学会「関節リウマチ」
  4. 厚生労働省「こんな時は迷わず119へ」

関節リウマチの診断と治療方針は、症状、診察、検査結果を組み合わせて医療機関が判断します。