一般向け健康情報

テニス肘

テニスをしない人にもみられる肘外側の痛みです。痛みが現れる動作と、先に医療機関へ相談したい変化を整理します。

曲げた腕の肘の外側を反対の手で支える犬のマスコット

状態の概要

肘の外側に付く腱に関わる状態です

一般にテニス肘と呼ばれる上腕骨外側上顆炎は、手首や指を動かす筋肉が肘外側に付く部分に関係する状態です。テニスだけでなく、手や腕を繰り返し使う日常動作や仕事でもみられます。[1]

変化の見方

にぎる、持ち上げる、ひねる動作で肘外側が痛むことがあります

  • カップや袋を持ち上げると肘外側が痛む
  • ドアノブやふたをひねると痛む
  • 物をにぎる、腕を伸ばす動作がつらい
  • 肘外側から前腕にかけて痛みがある

これらの動作を繰り返して痛みを出し、自宅で診断しようとしないでください。他の肘や神経の状態でも似た痛みが現れます。[2]

受診の目安

けが、強い腫れ、急な脱力や感覚の変化は先に医療機関へ

急いで確認したい変化

至急、医療機関へ相談する目安

  • 転倒や衝突のあとに強く痛み、肘の形が明らかに変わった、動かせない
  • 肘が赤く熱を持ち、強く腫れ、発熱を伴う
  • 腕や手に急に力が入らない、感覚がない

[3]

状態を確認したい変化

早めに整形外科へ相談する目安

  • 負担を減らしても2週間ほど続く
  • 痛みが強くなる、または広がる
  • にぎる、持つなど日常動作が大きく制限される

[2]

日常の注意点

痛みを繰り返す動作の回数と負担を一時的に減らします

  1. 痛みが出る作業を見直す重さを減らす、両手に分ける、休憩を入れるなど、同じ動作の繰り返しを減らします。
  2. 痛みを出す動作をテストとして繰り返さない状態の判定は医療機関で行います。
  3. 冷たさや温かさは布越しに皮膚の赤みや痛みの増加があれば中止します。

作成情報

参考資料

作成:川口夜間整体院
初稿作成日:2026年7月17日
資料確認日:2026年7月17日

  1. 日本整形外科学会「上腕骨外側上顆炎(テニス肘)」
  2. NHS「Tennis elbow」(英語)
  3. Leicestershire Partnership NHS Trust「Elbow」(英語)

症状が強い、急に変化した、長引いている場合は、医療機関へご相談ください。本ページに記載した目安だけで病気や緊急性を判別することはできません。